良い商品・良いサービスは必ず売れる!

あなたの商品・サービスはいいものだと思っていますか?

それは同業他社と比較しても良いものだと思いますか?

良い商品こそ必ず売れる!

そもそも良いものとは、どういったものを指すのだと思いますか?

・品質が良い
・一生懸命作られている
・製作者の熱い思いがある
・デザインが優れている
・価格が安い

このあたりが「良い商品」の定義でしょうか?

確かに良い商品のようですよね。

しかし実際には良い商品だからといって、必ず売れる!
のではないのです。

良い商品だから、売れるのではありません。

世の中には粗雑な商品やサービス、詐欺まがいのものが
たくさんあります。

そして残念なことに、それらの商品はそこそこ売れているのです。

良いものが必ず売れる!のではない、ということを
まずは認識してくださいね。

こんな例がありますよ。

あるとき、オーナーがステーキ屋をオープンさせようとしました。

オープンにあたってどんなものが欲しいかと
スタッフに尋ねると、沢山の案が出ます。

・とにかく極上の肉を用意しよう
・めったに手に入らない希少価値の高い肉がいい
・立地も大切だから、人が集まる一等地にしよう
・外観や内装で雰囲気がとても大事、一流建築家に依頼しよう
・サービスがとても大切だから、最高のおもてなしをしよう
・飲み物も充実させて、多種類のお酒を出そう
・今は価格勝負だから、ものすごい低価格でいいものを出そう

いろいろなアイディアがありますよね、
あなたは他に何かありますか?

最後の1人が、こうつぶやきました
「お腹が空いている人たち」

この違いがわかりますか?

良い商品であることは大切ですが、
欲しいと思ってくれるお客さんがいるということが大切なのです。

良い商品 < 欲しいと思われる商品

ビジネスをしていると、どうしても自分の商品やサービスに
目がいきがちです。

先ほどのステーキ屋さんでも同様ですよね。

・いい肉ですよ
・いいサービスですよ
・おしゃれなお店ですよ

決して間違っているわけではありませんが、
商品の話ばかりですよね。

でも
・すぐ食べられます
・疲れた体の回復にぴったりです
・酷使している脳のはたらきにもいいです

お客さんにとってのメリットがわかりますよね。

商品思考ではなく、お客さんの視線でのメリットを
しっかりと伝えているかが、売れる商品のポイントなのです。

品質がいいとお客さんにどんなメリットがあるのか?

製作者の熱い思いはお客さんにどんな利点になるのか?

ひとつひとつ考えてみてくださいね。

お客さんにメリットをしっかりと伝えられたとき
=お客さんが欲しいと思い、売れる商品となるのです。

 

良い商品だから売れるのではなく、お客さんが欲しいと思うから売れるのです。

あなたの商品はお客さんが欲しいと思う商品ですか?

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