会うほどに好印象を与えてしまうマジック~接触回数を増やす

あなたは全く知らない人からモノを売られて
買った経験はありますか?

あまりいないですよね?

でもやや顔見知りの店員さんから今日のオススメです
と言われて買った経験はありますか?

私はたくさんありますよ。
イケメンのお兄さんだと即買いです(笑)

この違いは、何でしょうか?

会う回数と印象は比例する

イケメンのお兄さんでなくてもキレイなお姉さんでなくても
実は同じ効果が生まれます。

こんな例ではどうでしょうか?

・スーツを着た初対面のビジネスマン
・ごく普通の格好のいつも見る店員

同じものを売られた時を想像してくださいね。

スーツを着たビジネスマンは印象は良いのですが
お客さんにとっては「売り込まれる」という感覚が働きます。

ところがいつも見る店員の場合ですと「売り込まれる」
という感覚は沸いてこないのです。

これは、人は無意識の内に、知らない人には冷淡な対応を取り、
接触頻度の高い人に好意を持ってしまうからなのです。

毎朝、挨拶するだけの近所の人なのに、何となくいい人と感じたりするのもこの無意識の好意がはたらくからなのです。

これは科学的に証明されている事実なのです。
ということは、月に1回、得意先を訪問するよりも
週に1回得意先を訪問する方が、より好意を持ってもらえるようになるのです。

会えないお客さんにはどのように対応する?

とはいえ、全てのお客さんにいつも会えるわけではありません。

店舗を持っている方は、原則としてお客さんの来店を待つことでしか、
お客さんには会えませんよね。

ここで役に立つのが「顧客リスト」です。

あなたはお客さんの住所や電話番号、メールアドレス等をお持ちではないですか?
それらは全て顧客リストです。

これらを用いてお客さんに「接触する」のです

メールアドレスであれば、ほとんど無料でお客さんと接触できるのも
魅力的ですよね。

接触方法がわかれば、次は中身ですよね。

正直に言うと、そんなに堅苦しく考えなくて問題はありません。

毎回スーパーセールのお知らせを出すわけにもいきませんよね。

できれば、ハガキやチラシ持参やメールを見せてくれた方に
○○プレゼントなどがあると好ましいですが、
どうしても出来ない場合はそれも構いません。

お店の状況やあなた自身についても掲載して発信しましょう。
そこに普段は知らない一面などが記載されていると、それだけで
心理的な距離はぐっと縮まりますよ。

そうやって接触回数を多くすることで、
お客さんはあなたに好意を持つようになるのです。

でも待って!これだけは注意して!

ここまで読んで、ものすごくカンの良い方なら気づいたかもしれません。

この接触回数を増やすことで好意を得られる効果は
実は恋愛にもバッチリ使えます。
もっというと全ての人間関係に使えるのです。

つまり仲良くなりたい人(同性・異性に関わらず)がいる場合、
単純に接触回数を増やすだけで、相手はあなたに好意を持ってくれる
可能性がぐっと高まるのです。

素晴しいマジックですよね。

だからこそ、注意点がたった1つあります。

ビジネスであれ、プライベートであれ、この方法が唯一、
効果がない場合があります。

恋愛で考えてみるとわかりやすいでしょうか?

接触回数が増えてイヤな場合はどんな相手でしょうか?
おわかりですね、既に「キライ」な場合です。

追われれば追われるほどキライになり、顔も見たくなくなりますよね?
これはビジネスでも同様です。
「あのお店は二度と行かない」と思ったお客さんには逆効果になります。

注意してくださいね。

 
あなたはどんな形でいつから会う回数を増やしますか?

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