お客さんが集まるサイトの秘密、シリーズ
前回は、あなたの行動についてお伝えしました。
お客さんはあなたの行動をしっかりと見ています。
問合せの電話やメールにきちんと対応してくれるのか、
ホームページなどの内容は、最新情報になっているか、
とても大切ですよ。
例えそれが、あなたには一年で一番忙しいときであっても、
お客さんには関係ありません。
新年が明けたのに、あなたのサイトでは
「まだまだ暑い日が続きますね」という夏の話題が最新情報では
お客さんは、あなたのことを信用できませんよね。
何気ないことですが、ついつい、やってしまいがちですので
気をつけたいですね。
さて、今回は
来て欲しいお客さんは「誰でもいい」ではいけません!
どういうことなのでしょうか?
誰でもいい、とする方がお客さんの人数は多いですよね。
なぜ誰でもいいではいけないのでしょうか?
詳しく説明しますね。
「誰でもいい」はなぜダメなの?
お客さんが集まっているサイトで、来て欲しいお客さんを
「誰でもいい」としているところはありません。
なぜでしょうか?
例えばあなたが旅行をしようとして、
宿泊の宿を探していたとしますね。
あなたが大切な人と久しぶりに会える旅行なので
静かでゆっくりできるちょっといい宿を探しています。
そんなあなたが、お客さんは誰でも歓迎!
ペット同伴OK、子連れ大歓迎、キッズのためのお楽しみが
たくさんある、でもちょっといい宿を選ぶでしょうか?
選びませんよね?
ペット同伴OKの宿に、動物が苦手な人が宿泊したら
大変なことになるように、
それぞれ目的が異なる人を同じように対応するには
多くの無理が伴いますよね。
「誰でもいい」ではあなたの商品・サービスを選んだ
お客さんも、そしてあなた自身も
大きな労力が必要となり、結果満足できない状態になるのです。
誰でもいい、から「この人が来て欲しい!」へ
もう少し具体的な例を紹介しますね。
あなたがダイエットのサプリを販売
していたとしますね。
ダイエットをしたい、という人は大勢います。
とてもとても大きな市場ですよね。
とある機関の調査では、約7割ぐらいの人が
ダイエットが必要だと思っている、というぐらい
お客さんとなるような人数が多い市場です。
ダイエット希望の人数が多ければ多いほど、
あなたのビジネスには有利のような気がしませんか?
でも、よく考えてください。
ダイエットといっても、いろいろな方法がありますよね。
昨年大ブレークした、厳しいトレーニングをして2ヶ月後に
結果を得られるという方法、
数年前に流行った、同じ厳しいトレーニングでもDVDを
見て自宅で運動する方法
エステサロンなど、プロの手を借りてダイエットする方法
自宅で1日数分の運動をする方法
ちょっと考えただけでも、いろいろありますよね。
上に上げた方法でダイエットをしたい、
という人は、あなたのダイエットサプリには
あまり興味を持たないですよね。
もちろん、トレーニングをしながらでも
サプリメントを服用する人はいるかもしれません。
でもわざわざその人たちを探すよりも、
元々、サプリメントでダイエットしたい、という人を
お客さんとした方がはるかに楽ですよね。
つまり「誰でもいい」ではなく
「サプリメントでダイエットをしたいと考える人」を
対象にするのです。
すると、あなたのサイトには他の方法でダイエットを
考える人は来なくなり、サプリでダイエットを考える人だけが
訪問してくれるようになるのです。
売上が苦しいときはつい「誰でもいい」と
してしまいがちですが、むしろそれがお客さんが
どんどん離れていく原因となるのです。
「誰でもいい」ではなく「この人に来て欲しい」
お客さんにすることがとても大切なのです。
あなたはどんな人に来て欲しいですか?