あなたのビジネスは何ですか?

初めての場所で始めての人と会う時、自己紹介をしますよね。
あなたは自分のことを何と名乗っていますか?

あなたのビジネスは何でしょうか?

ビジネスにおいて、価値観はとても重要ですよね。

こんな有名な話があります。

ある建築現場で、あなたは何をしているのかと
石を切っている人に尋ねました。

一人目は「これで飯を食べている」と答えました
二人目は「腕のいい石工の仕事をしている」と答えました
三人目は「国で一番の教会を建てている」と答えました。

仕事において何処に着目しているか、よくわかる答えですね。

一人目の答えは本当に目先のことしか見えていません。
二人目は少し違いますが、やはり自分のことしか見えていませんよね。
ところが三人目の答えですと、全く異なります。自分以外の周囲も見ていますよね。だからこそ自分自身のモチベーションとしては最高ですし、仕事へのやりがいも大きくなりますよね。

ビジネスを広げるためのあなたの価値

一方で、ビジネスをしているあなたは、
どんな価値を持つことがいいのでしょうか?

あなたが持っておきたい価値は2種類あります。

1つ目は、自己紹介の際の表現です。

「ファイナンシャルプランナーです」
「資産形成のお手伝いをしているファイナンシャルプランナーです」

どちらが、より相手に響く自己紹介でしょうか?

当然後者ですよね。

あなたのビジネスは何ですか?と尋ねられた時に
自分の目線で答えるのではなく、相手に興味を持ってもらえるような
言葉で表現することが、大切ですね。

これはビジネスをされている有能な方ほど多く使われていますよね。

もし、あなたがまだ普通に自己紹介をしているだけでしたら
今日からすぐに使ってみてくださいね。

2つ目は、あなた自身の考え方です。

例えばトラックで荷物の運搬を行っていたとしますね。
そこへ鉄道会社が鉄道での運送を始めて売上を伸ばしたとします。

このとき、
「あぁ、鉄道は凄いなあ」と思うか
「鉄道会社は大手だから、やることが違うなあ」と思うか
「先に運送をしていたからノウハウがある。これを元に提携を提案してみよう」
「そうか、鉄道以外でも運送が出来る手段がないか、考えよう」

あなたなら、どう考えますか?

冒頭に挙げた石を切っている人の例ではありませんが、
自分が持っている考え方ひとつで、価値は大きく変わりますよね。

特にビジネスをしているのであれば、
自分が勝手に作った枠にとらわれていてはいけません。

今の目先の仕事だけに捉われていると、
どうしても視野が狭くなり、自分が今やっているビジネスしか見えなくなります。

ちなみに、先のトラックの運送の例でいうなら、ここから
発想を広げたのが、現在の引越業です。

荷物の運搬から生活基盤の運搬と視野と価値を広げた時
新しい市場は生まれ、成長していくのです。

 

ほんの少し見方を変えてみると、
あなたのビジネスが大きく広がっていくのではないでしょうか?

 

あなたのビジネスは何ですか?

おすすめの記事