あなたは自分のビジネスの事を何て伝えていますか?
「居酒屋をやっています」
「弁護士です」
「保育士ですがヨガインストラクターもしています」
こんな形で伝える人が多いのではないでしょうか?
でも、あなたのビジネス、きちんと伝わっているでしょうか?
今回はあなたのビジネスがどんどん紹介してもらえる、とっておきの方法についてお伝えしますね。
紹介の前にやってしまいがちなこと
誰かに紹介をしてもらうには、あなたのビジネスを知ってもらうことが一番大切ですよね。でも以外と他人はあなたのビジネスのことを知らないのです。
こんな例があります。
少し前の話になるのですが、あるセミナーに出席したあと、その場で懇親会が行われました。
こういった懇親会ってあなたは出席されたことがありますか?懇親会の時だとやはりリラックスできて、色々な方とお話できるので、出来る限り出席するようにしています。
場所を変えてもいいですし、この時のようなその場所で行うのもいいですよね。
その場所で行うものですと、ちょっとしたお菓子などが多いのですが、その時は違いました。
どこかのレストランからデリバリーされたのでしょうか?オードブル各種、炒め物、サラダ、おしゃれなサンドイッチ、パスタまでしっかりと揃っていました。
つまり、ちょっとした立食パーティーになったわけです。
料理は華やかに盛られているせいか、豪華でおしゃれでしたし、美味しくて懇親会が盛り上がったのはいうまでもありません。
美味しい料理でご機嫌になった私はどこのレストランの料理なのか気になり主催者に尋ねました。
すると東京を拠点に輸入食品や加工食品等の製造・販売をしているDEAN&DELUCAでした。
近年、働く女性に大人気となり店舗も全国規模に拡大、キッチン雑貨なども豊富に取り扱っているおしゃれなお店です。通勤時に手提げバックなどを持っている人を見かけるのでご存知の人も多いかもしれませんね。
私自身、お店自体は何度も利用していますし、カフェでお茶をしたこともあります。でもデリバリーをしているとは全く知りませんでした。
あとでホームページを確認すると、ケータリングやデリバリーについてもしっかり記載がありました。知らなくてごめんなさい。
でも、これあなたのビジネスにも当てはまることなんです。
冒頭にお尋ねしたあなたのビジネスについて、例に挙げた「居酒屋」や「弁護士」は一般的に知られている職業ですよね。
でも人はその職業を耳にした途端、その本人が持っているイメージでしか想像ができません。
ちょうと私がDEAN&DELUCAは利用しても、豪華で美味しいデリバリーをしていることを知らなかったように、相手も相手が持っているイメージでしか、あなたのビジネスを知らないのです。
その結果「えっ、そんなこともやっていたの?」というような現象が起きてしまうのです。
紹介してもらうためにしておくこと
つまり、あなたのビジネスを紹介してくれないのではなく、あなたのビジネスをよく理解していないから、紹介できないのです。
これは逆に取るとあなたのビジネスについて、しっかり伝えることで紹介につながりやすくなります。
冒頭の例で「弁護士」とありましたが、「弁護士」と聞いていわゆる刑事事件で法廷に立つ弁護士をイメージしていると、例えば遺産などで家族間で揉めそうな時に、弁護士に間に入ってもらおう、とは思いつきませんよね?
でも弁護士さんにとっては刑事と民事の差はあれど、担当できますし、万が一自分が不得手の分野であれば、仲間の弁護士を紹介することもできますよね。
あなたにとっては当たり前のことで、ホームページに載せていて、名刺にだって書いていても、知らない人にとっては別世界のことなのです。
だから紹介してもらえないのです。
ということは、いかにあなたのビジネスについてアナウンスができるか、で紹介してもらってビジネスになりますよね。
常日頃から、自分のビジネスについてやっていることを発信していると、そんなこともやっていたのね~、という気づきにつながり、紹介してもらえるようになります。
紹介してビジネスにする、まとめ
あなたのビジネスのことを一番理解しているのはあなた自身であってす。よく会う人でも、気の合う仲間でも、知っているようで知らないことはたくさんあります。
あなたが当たり前と思っていることでも、ぜひアナウンスをしてみてくださいね。
「知らなかった~」から紹介につながるかもしれませんよ。
ちなみに、後日DEAN&DELUCAさんにお邪魔したところ、小さく張り紙があるのを発見しました。「ケータリング&デリバリーやっています」
やっぱり、知ってもらうって大切ですよね。