いい商品なのに売れない→売れる商品になるための1つのこと

もしもあなたが「ウチのはどこよりも高品質だから使ってもらえば良さはわかるんだ。でもねぇ、なかなか知ってもらえないんだよ・・・」と思っているのでしたら、今日の内容はとても役にたつハズです。

いいものだから、一度試してもらえば
美味しいから一度食べてもらえば

そう感じているあなたに、売れる商品になるためのたった1つのことをお伝えしますね。

なぜいい商品なのに売れないのか?

そもそも、なぜいい商品なのに売れないのでしょうか?

「使ってもらえれば」
「一度試してもらえば」
「食べてみれば」

の言葉が正しいとするなら、一度手に取って(もしくは口にして)もらえれば、商品の良さに気づいてもらえるハズだ、ということですよね。手に取ってもらえないから、売れないということになりますよね。

つまり手に取ってもらえないから、いい商品なのに売れない、ということになります。

手に取ってもらえるようであれば、使ってもらって良さを理解してもらって売れる、ということですよね。

ではどのようにしたら手に取ってもらえるのでしょうか?

商品の機能を説明してはいけません

何よりも大切なことは「商品の機能の説明をしてはいけない」ということです。

いい商品だから、高品質だから、商品についてあなたの思いを熱く熱く語りたい気持ちは良く分かります。私自身もサラリーマン時代、商品については誰よりも熱く語っていました。

でもこれではダメなのです。なぜでしょうか?

もちろん、商品の機能や品質の説明は大切です。良い商品を扱っているならば尚更、欠かせませんよね。

ですがそれよりも、もっと大切なことがあります。それは

「その商品によってお客さんはどうなるのか」

ということです。

分かりやすい例をあげると、20代の男性向けにダイエットサプリを販売していたとします。

ダイエットサプリ***は最先端の開発で作られた○○○という脂肪燃焼成分が△g入っていて、さらに◇◇◇という成分も配合しているので、寝ているだけでダイエット効果大です。

というよりも

カッコよく痩せて、女性からモテる!寝ているだけでOKのダイエットサプリ***でイケメンに変身しませんか?

どちらが男性の心に響くでしょうか?もちろん後者ですよね?

ダイエットで痩せたい!という気持ちのウラに、痩せて女の子からモテたい!という本音をくすぐることで手に取ってもらえるようになるのです。

いい商品とはお客さんの未来

お客さんにとっていい商品とは機能が優れていることや美味しいことや簡単なことではありません。

お客さんにとってのいい商品はお客さんの素敵な未来をみせてくれる商品のことなのです。

ホームベーカリーが売れたのは、自宅で簡単にパンが焼けるからではありません。

朝、目覚めた時に焼きたてのパンの匂いがする食卓は素敵ですよね。忙しいにもかかわらず、ドラマのような食卓にできる素敵な女性(or奥さん)を表現したくてホームベーカーリーを購入しているのです。(もちろん表面上、そんなことは言いませんよ)

他にも例えば、オーダーメードの鞄を持っているひとは、いいカバンを持つことで「仕事ができるように見える自分」「カッコイイと言われる自分」を演出したいのでしょうし、おもちゃを買うおじいちゃんは孫から「優しいおじいちゃん」を演出しているのです。

いい商品なのに売れないのは、お客さんにその商品を使った未来を見せていないからなのです。
あなたの商品はお客さんにどんな素敵な未来をみせてあげられるでしょうか?

お客さんが素敵な未来を想像したとき、商品は売れるようになります。

お客さんの素敵な未来を一度考えてみてくださいね。

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