あなたの商品・サービスのライバルはどのぐらい
いると思いますか?知っていますか?
ライバルを出し抜け!!・・・ますか?
ちょっと変わった業種で、ものすごく限定された方に
販売しているのでしたら全国でも数十社ぐらいでしょうか。
反対にビジネスとしては地域密着型だけれども
全国のライバル数でいくと美容室は全国に約23万件。
肩や腰が痛くなったときに行くであろう
整骨院や鍼灸院、民間資格の整体院を含めると
約10万件。
ものすごいライバルの数ですね。
この中からあなたを選んでくれたお客さんには本当に
感謝をしなければいけませんね。ありがとう!
とはいえ、次の新しいお客さんを獲得するために
ライバルの動向をチェックして、お客さんの奪い合いは必須。
だからこそ、多くの商売人がニッチ市場と呼ばれる
特定のお客さんや特定のニーズを見つけ出して
ライバルが少ないところを目指しているのですよね。
でもどんな商品・サービスでもライバルはいます。
様々なリサーチしていかなければ、いけません。
ビジネスをしていく上で、ライバルの調査は必須ですよね。
ライバルよりも目に留まるようなキャッチコピー
お客さんが驚くようなサービス
ライバルとは違う個性を打ち出した商品
お客さんの悩みが解決して喜ばれるようなアプローチ
考えることは沢山あります、あぁー、大変ですよね。
いっそのことライバルなんて全くいない"ゼロ”の状態なら
なんて思いませんか?
ところが「ライバルがいない=ビジネスにはならない」なのです。
ライバルがいないのではなく、そこにビジネスチャンスがないから
ライバルがいないのです。
そう考えると、ライバルのことを常に考えて
あなたの商品の質を高めていくことは必須ですね。
本当のライバルは、別にいる
ところで、あなたが考えているライバルは誰のことでしょうか?
あなたが花屋さんであれば、近隣の花屋さんでしょうか?
ネイルサロンをしているのでしたら、大手チェーン店でしょうか?
もちろんそうですが、実は本当のライバルはどちらも違います。
かなり手強い、本当のライバルがもっと別のところにいるのです。
花屋さんを例にして考えてみましょう
例えば母の日にカーネーションをプレゼントするとしましょう。
でも、プレゼントはお花ではなくて、食べ物に変わるかもしれません。
バッグやアクセサリーなどに変わるかもしれません。
つまりあなたが気にしなくてはいけないのは、
他の花屋さんだけではなく、プレゼントにお花を選択しなかったケースなのです。
この場合、ライバルは食べ物やバッグ、アクセサリーになりますよね。
さらに、もっとも強力で最大のライバルは
「いずれも買わない」
というライバルです。
最近の景気状況は回復した、いやまだまだ、など
いろいろな声がありますが、確実にいえることが1つあります。
「買わないという選択肢が増えた」
ということです。
先ほどの花屋さんを例に取ると、今までは
一定の割合で通常より高い価格のカーネーションが売れた
↓
↓ 景気低迷
↓
高価格帯のカーネーションが売れなくなった
↓
↓ まだまだ景気低迷
↓
1~2本入りの低価格のカーネーションが売れるようになった
↓
↓ さらに景気低迷
↓
売れなくなった(買わない)
この状態はビジネスをしている人にとって大変危険です。
一度、買わないという選択肢を知ってしまうと、
お客さんは以降の購入の際に「より大きな価値」を求めるからです。
より大きな価値を感じられなければ「買わない」のです。
景気が回復して(現状がそうであるかは別として)も
以前と同じ価値しか感じられないと、買わないor全く別の商品を買う
となってしまうのです。
ここに強力なライバルが存在しているのです。
あなたはこの最大のライバル、ご存知でしたか?。
「買わない」お客さんに振り向いてもらえるような価値を提供できますか?