「もっと売上があったらなぁ」
「今月、もう少し売上が欲しい」
「どうやったら売上があがるのだろう」
ビジネスをしていれば、多くの方が売上をあげたいと考えていますよね。もちろん私もです(笑)
もしあなたが本気で売上をあげたい、と思って行動したけれどなかなか成果につながらない、売上をもっとあげたい、と思うのであれば今回の記事は必読です。
たった3つのポイントを押さえるだけで、変わってきますよ。
売上をあげたい時に見る3つのポイントとは?
売上をあげたいと思った時、あなたはどんなことをするのでしょうか?またどんなことをしてきましたか?
あなたがしてきたことが今ひとつ劇的な効果を感じられなかったのでしたら、それはその方法が少しだけズレているのかもしれません。
野球でもサッカーでもチャンスの時にタイミングが合わずズレてしまうと、ヒットにならなかったりシュートが決まらなかったりしますよね。
同じように売上を上げたい時に取る方法もズレをなくすことが大切です。
ではどんな点に注意すればズレないようになるのでしょうか?
まずは押さえておきたい3つのポイントをお伝えしますね。
1、客数(おきゃくさんの数)を把握する
あなたの商品・サービスを購入してくれるお客さんの数はどのくらいいるのでしょうか?
わかりやすく例えると、あなたがごく普通の飲食店のオーナーだとしますね。席数が20席あって、来店するお客さんの数は一日何人ぐらいなのでしょうか?
この時に単純に平均化するのではなく、少ない時で○人、多いときは△人ぐらいと把握する必要があります。
飲食店の例でいうなら、1日のお客さんの人数が少ない時が3人、多い時で5人だったとしますね。
すると席数が20席に対して圧倒的にお客さんの数が少ないと感じますよね。よほどこだわりがある高級店でない限り、お客さんの数が少なすぎます。
この客数の考え方は、例に出した飲食店や美容院、整骨院など席数が決まっているビジネスですとわかりやすいですよね。
税理士、弁護士などの士業さんやカウンセラーなど、1日単位ですと難しい場合は1週間や10日間などのスパンで考えても構いません。
大切なのは、あなたがこの客数をきちんと把握しているかどうか、ということです。もし把握していないのであれば、まずはお客さんの人数を把握するようにしましょう。
2、客単価を把握する
客単価、つまりお客さんがひとりあたり平均、いくら使っているか、はご存知でしょうか?
最新式のレジを用いているビジネスでしたら、一日の終わりに売上計を出せば、売上同様、客単価も表示されていますが、多くの方はそんなレジを使っていませんよね?
でもこの客単価というのも、この客単価というのも売上をあげるために把握しておいて欲しいことの一つです。
同じように飲食店を例に取りますね。この飲食店は価格が1,000円前後のメニューを持つ定食屋さんだったとしますね。このお店で客単価が1,040円だった場合、どのようなことが考えられますでしょうか?
カンのいい人でしたらお気づきかもしれませんが、1,000円前後のメニューが主流の定食屋さんで、客単価があまり変わらない場合、お客さんは定食以外はほとんど頼んでいない事がわかります。
長くビジネスをしている人はこういったことが、感覚で捉えている場合が多いと思います。実際に私が同じ事をお尋ねすると「だいたい○○○円ぐらい」と答える経営者は多くいます。
しかしあなたが本気で売上を上げたいと思うのでしたら、客単価もしっかりと数値で把握することが大切です。
3、頻度を把握する
最後はお客さんの来店、購入頻度についてです。1度あなたの商品・サービスを購入したお客さんは何回ぐらい、また購入してくれるのでしょうか?
今度は美容院(床屋さんでも同様です)を例にとりますね。美容院の来店頻度は個人によって大きく異なりますが、お客さん自身の中ではだいたい決まっていますよね。
1ヶ月に1度の人、2ヶ月に1度の人、半年や1年の人もいますよね。この頻度を知っておく事も大切です。
ビジネスをしている側からすると、1ヶ月に1度、つまり来店頻度が多い人の方がいいのはわかりますが、全てのお客さんがそうとは限りませんよね。また実際にはいろいろな頻度でのお客さんがいるからこそ、成り立っていることもあります。
だからこそ、どのくらいの頻度で購入してくれるのか、把握することが大切なのです。
売上をあげたい時の3つのポイントまとめ
本気で売上を上げたいと思った時にまず見て欲しい3つのポイントは、お分かりいただけましたでしょうか?
1、客数を把握する
2、客単価を把握する
3、購入頻度を把握する
この3つ、長年ビジネスをしている人でも正確に把握している人は少ないように感じます。肌感覚の人が多いのですね。
ですが、本気で売上をあげたいと思うならまずは上記3つの数値をしっかりと把握しましょう。
その上で対策を取ると、数値に対して変化があった、なかったということが論理的にわかるようになります。例えばチラシを配布したとして感覚的には「あまりお客さんがこなかった」でも、実際には100枚配布して3件購入してくれた、だとすると購入率3%であり大きな収穫といえます。
まずは3つのポイントをしっかりと把握するようにしましょう。
この3つを把握したら、次回、把握した数値を元に売上をあげるための具体策をお伝えしますね。