反応が取れるダイレクトメール(DM)5つのステップ

毎日届くダイレクトメール(DM)
多くの中から、どうしたらあなたが送るダイレクトメールにお客さんは反応してくれるのでしょうか?

今回は効果的に反応が取れるダイレクトメールの5つのステップについてお伝えしますね。

反応が取れるダイレクトメールその1:見てもらえる

ダイレクトメールの一番のポイントは見てもらえること。どんなに素晴しいダイレクトメールでも見てもらわなければタダのゴミでしかないのです。

自宅や会社に届いたダイレクトメール、あなたはどうしてますか?パッと見て読むか読まないか決めていますよね。つまりまずは見てもらうことが大切です。

見てもらうために一番いいのはハガキです。裏面(DM面)もとりあえずサッとは見てくれます。ただし、掲載する文章量が圧倒的に少ないのもハガキですよね。

そのため圧着ハガキといって2面、3面に開封するようなハガキもありますが、当然コストはかかります。

ダイレクトメールで多いのは封筒です。

封筒で送る場合はどうしたら開封してもらえるか、をまず考えなければいけません。友人からの手紙と違い、知らない手紙や興味のないダイレクトメールは即ゴミ箱行きです。

この場合、開封してもらえるよう封筒に工夫をすることが必要です。『重要』『親展』『○日からセールのお知らせ』などですね。透明な封筒で中身をチラ見させて、開封してもらう、と言うのも手ですね。

反応が取れるダイレクトメールその2:読んでもらえる

チラっと見てもらって開封してもらえたら、次は読んでもらえることが大切です。

あなたもそうであるように、ダイレクトメールを開封してから読むかどうかも一瞬で決まります。

あなたが贈るDMの内容は何でしょうか?セール?無料相談?新商品の案内?

「激安セール」「○○をなんとかしたい人へ」「△△に困っている」
「新商品の先行ご案内」

詳細な説明も大切ですが、多くの人はは見出しをみてゴミ箱行きか決めます。あなたもきっとそうですよね。
ということは読んでいる人が興味をそそるような見出しを作ることが大切ですね。

「それ何?詳しく知りたい!」
「そうそう、そうなの。私の気持ちをわかっているじゃない」
と最初の見出しでお客さんを惹きつけることた必要なのです。

例えば整体院のダイレクトメールで「膝がいたむ人へ」という見出しが書いてあったとしたら、どうでしょうか?

お客さんは「あぁ、整体院の案内ね」ぐらいにしか思いません。膝がいたむ多くの人は通っているところがあります。そのお店より魅力的でないと行き慣れたところを変更することはないのです。つまりダイレクトメールはゴミ箱行きになるのです。

「階段を降りる時に膝が痛んでつらい方へ。○○方法は知っていますか?」
そんな見出しだったらどうでしょうか?○○方法?知らないなぁ、どんな方法だろう?これで膝のいたみが変わるのだろうか?そう感じて続きを読みたくなりますよね。

見出しでお客さんを惹きつけることができたら、第2ステップは半分クリアです。興味のあるお客さんはそこから先を読んでくれるのです。

反応が取れるダイレクトメールその3:行動する

ダイレクトメールを出すからには興味を示したお客さんに行動してもらうことが重要です。

お客さんに行動してもらうとは
・お店に来てもらうのか
・電話をするのか、
等、明確に簡単に書くことが必要です。

この時、お客さんが取る行動が多ければ多いほど、反応は悪くなります。それは複雑な行動ほど、お客さんは面倒と思い行動を止めてしまうからです。

私が以前見かけたダイレクトメールは、そこからスマホで登録、さらに返ってきたメールから詳細を登録、その後電話をする、というものでした。

手間が多すぎますっ!!!(笑)

あなたがスマホを使っていればわかると思いますが、スマホでたくさん入力するのはとても面倒ですよね。電話でいいなら電話だけにしてください。

お店に来て欲しいなら「ハガキorダイレクトメールを持参してください」で十分ですよね。

お客さんに手間をかけさせればさせるほど、反応は悪くなりますよ。

反応が取れるダイレクトメールその4:期限を決める

お客さんに行動を促すためには、もう1つ仕組みが必要です。

それが、行動の期限を必ずつける、ということです。

△△セール ○日まで

なんていうダイレクトメールを見たことがありますよね?

この時に大切なことは、締切を長期間にしない、ということです。商品やサービスにもよりますが、長くても2週間ぐらいで十分です。

「長い方がお客さんの都合に合わせて来てくれるのでは?」と考えがちですが、2ヶ月先の締切では忘れてしまうのがほとんどです。

お財布の中に期限が切れてしまったチケットは多くの人が経験があります。いつか使おう、今度使おう、と思っていると結局行かない、使わないで忘れてしまうのです。

ダイレクトメールの期限を設定することで、お客さんは忘れずに反応することができるのです。

反応が取れるダイレクトメールその5:一度であきらめない

一度出したけれどそれほど反応がよくなかった、だからもうダイレクトメールはやらない。そのような意見を耳にします。

ですが、ダイレクトメールは一度きりで反応が取れるとは限りません。

なぜならばお客さんは忙しいのです。行動しようと思っていてもすぐ忘れてしまうのです。
あなたにも経験がありませんか?やろうと思っていたのに期限が過ぎてしまった、締切がすぎてしまったこと。

効果的に反応を得るためには、メッセージを変えて複数回、ダイレクトメールを出すことが実は重要です。

「そんなに出して嫌がられませんか?」

そんなことはありません。あなたもそうであるように、興味がなければゴミ箱にいくだけです。むしろ
「あーっ、すっかり忘れていた。思い出した」というお客さんもいるのです。

反応が取れるダイレクトメール:まとめ

反応が取れるダイレクトメールには理由があります。
キレイなデザインでカッコよく作られたからといって反応が取れるわけではありません。

1、見てもらえる
2、読んでもらえる
3、行動する
4、期限を決める
5、一度であきらめない

この5つが出来ていないと、お客さんは見ることもなくダイレクトメールはゴミ箱行きになるのです。

反応が取れるダイレクトメールのために、一度考えてみてくださいね。

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