最近、インターネットで集客をしたいというお話をよくいただきます。
せっかくホームページを作ったから近隣だけでなく、ちょっと遠く、いや全国から問合せや注文が入るようにしたい、という思いからでしょうか。
そこで今回は、インターネット集客で成功するために必要なターゲットの絞込みについてお伝えしようと思います。
目次
なぜインターネット集客はターゲットを絞るのか?
インターネット集客において、とりわけお客さんのターゲットを絞ると言う事はとても重要です。
以前、サプリメントをネットで販売している社長にターゲットを伺ったところ「中高年向け」という回答が返ってきました。
確かに商品は主に中高年向けのものでしたが、これではターゲットを絞るとはいえません。あいまいすぎるのです。では、なぜターゲットを絞らなければいけないのでしょうか?
それはターゲットを絞り込むことにより、ホームページを見た人により響くようになるからです。ホームページを見た人が「これはまさに私のことだ」と感じることで、商品の購入につながるのです。
ダイエットサプリの購入を考えている人に
「ダイエットサプリを販売しています」よりも
「あと2kg、なんとかしたい人のダイエットサプリを販売しています」
の方がより響き「私のことだ!」と感じてもらえますよね。
だからこそ私のことだ!と感じるにターゲットを絞り込むことが必要なのです。それには3つの掟がありますす。
ターゲットを絞る掟1:誰に
ここでは洋服を販売しているお店を例としてみますね。
誰に、つまりどんな人をターゲットにしているかはとても大切ですよね。
男性か女性なのか、性別が違うだけでも販売している洋服は異なりますよね。男性向けに販売しているとしても、20代の男性なのか、40代の男性なのかで洋服は異なりますよね。
年代が異なると洋服の好みが全く異なりますし、多くの人は体型も異なります。
性別と年代が違うだけでも好みは大きく違うため、響く言葉は違ってくるのです。
40代~50代をターゲットにした洋服を売っているのに、20代前半の男性が大勢来たとしても洋服はほとんど売れないですよね。インターネットでも同様です。
「紳士服専門店」よりも
「40代、50代のための紳士服専門店」
の方がずっと響いてきますよね。
だからこそ商品・サービスを「誰に」買って欲しいのか、どんな人に向けた商品なのかをまず絞り込むことが大切なのです。
ターゲットを絞る掟2:何を
40代~50代をターゲットにしている洋服販売だとしても、どんな洋服を売っているのでしょうか?
この世代の洋服というとスーツをメインに思い浮かべる方が多いと思いますが、スーツしか着ないわけではありません。
家でくつろぐ時の洋服なのか、休日のカジュアルなのか、それとも会社に来ていくことも可能なジャケットとパンツなのか、あるいは趣味でスポーツをする時なのか、好みや用途は様々ですよね。
ジャケットとパンツを探している40代~50代の男性にとっては、スーツをメインに売っているお店より、ジャケットとパンツの専門店の方がずっと品揃えがありますからそちらを選びますよね。
インターネットでも同じです。
「40代、50代のための紳士服専門店」よりも
「40代、50代のためのジャケットとパンツ専門店
のようにお客さん像を絞り込むことで、より響くようになるのです。
ターゲットを絞る掟3:欲求
「洋服店」よりも「40代、50代のためのジャケットとパンツ専門店」の方がより響くようになることは理解していただけたと思います。
そこにさらに加えたいのがお客さんの欲求、つまり「こうなりたい」という姿です。
ジャケットとパンツを求めているお客さんが、お洒落に着こなしたいと考えていたとしますね。
「40代、50代の紳士のためのお洒落を目指すファッション店」としたらどうでしょうか?
お洒落にジャケットとパンツを着こなしたいと思う人は「まさに自分のことだ」と思いますよね。この「まさに自分のことだ」と思ってもらえることで、商品の購入につながるのです。
インターネット集客ではターゲットを絞り込むまとめ
インターネットでは対面での接客と違い、お客さんの希望に合わせて説明することができません。だからこそ、お客さんのターゲットを絞り込むことで、ホームページを見たお客さんが「これこそ、私のためにある商品だわ」と思い購入につながるのです。
インターネットで集客するには、ターゲットについて
1、誰に
2、何を
3、欲求を満たす
を念頭におくことが重要です。
あなたのサイトはターゲットを絞り込んでいますか?