WEBで集客と聞くと多くの人が「SEO対策」とだと思っています。SEO対策、つまりネットで検索した時に上位に表示されることですが、上位表示されたからといって集客できるわけではありません。
ではWEBで集客するというのはどのようなことでしょうか?
WEBで集客=アクセスを集めるではない
そもそもWEBで集客とはどのような状態を指すのでしょうか?
多くの人が考えるのは、サイトにアクセスを集めることです。つまりあなたのホームページを多くの人が見に来てくれる状態をだと思っているのです。
これは違います。
多くの人にサイトを見に来てもらうこと自体はある程度、お金をかければ誰でも出来ます。
一番わかりやすいのは、見に来て欲しいサイトへのリンクを用意して、このリンクをクリックして次のサイトを見てくれたら、○○を上げます、というものです。この○○はポイントだったり、お金だったりします。
クリックするだけでお金もしくは相応のものがもらえるのですから、多くの人はクリックしますよね。
でもそうやって来てくれた人は、実際にあなたのサイトに興味があるのでしょうか?
そんなことはありませんよね。
WEB集客は、単純にサイトに来てくれる人が多ければいい、というわけではないのです。
WEB集客でSEOが不要な場合
WEB集客が単純に多くの人がサイトに来てくれればいい、というわけではないとすると、少なくともあなたのビジネスに興味を持っている人であることが望ましいですよね。
例えばケーキ屋さんなら子供の誕生日用に美味しいケーキを探している人となるわけです。
この時、お店の名前を知っている人や、もっというと既に購入経験がある人もネットで検索します。
それは営業時間・定休日の確認や、何か新しい商品や物珍しい商品がないか等をチェックするためです。
ケーキ屋さんに限らずあなたも経験がありますよね。知っているお店だけれどお店の名前で検索して、既に知っている情報に間違いがないか、新しい情報がないかを確認する行為です。
認知されている状況でも、サイトの更新が適度にあるとお客さんは新しい情報を求めて閲覧しに来るのです。
お客さんにとって役に立つ情報であればある程、一度来たお客さんをリピーターにさせることが出来るのです。
ということはネットで検索した際に屋号や会社の名前で表示されることが必要です。
でも既に店名や会社名を知っている人の場合、地域名+名前で検索することが多いですよね。
普通にサイトを作成していれば、お客さんに検索して見つけてもらえます。つまりお店の名前でのSEO対策は不要というわけですよね。
WEB集客で新しいお客さんはSEO
多くの人はWEBで集客をすることで新しいお客さんが欲しいと思っています。
ネットから集客できれば24時間、365日ですからとてもいいですよね。
先ほどのケーキ屋さんの例でいうと例えば「地域名+ケーキ屋」で検索した時に上の方に出てくることで多くの人の目に触れることができますよね。多くの新しいお客さんもサイトを見に来ることでしょう。
SEO対策はこのようなケースにとても有効です。
ですが冒頭にもお伝えしたように、サイトに来てもらうだけでは意味がありません。
ケーキ屋さんならケーキの注文があって本当の集客になるわけですよね。
ところがケーキ屋さんは地域に他にもあります。直接お店に行って店内を見渡してから商品を買わない、という行為はちょっと難しいかもしれませんが、ネット上ですと簡単に他店と比較ができます。
それは価格かもしれませんし、商品の個性かもしれませんし、他のお客さんの感想かもしれません。
いずれにせよ、他店と比較して購入するかを決めることが多いのです。
つまり、SEO対策で上位に表示され多くの人がサイトに来てくれたからといって、それだけで集客とはいえないのです。
WEB集客=SEOではありません、という理由がおわかりいただけたでしょうか?
WEB集客=SEO対策ではありません
大切なことなのでもう一度、言いますね。
WEB集客=SEO対策ではありません。
SEO対策自体は大切です。多くのお客さんが検索するキーワードで上の方に表示されることはとても重要です。しかしそれだけでは集客とは言えないのです。
お客さんがあなたのお店とライバル店を比較しても、あなたのお店を選ぶような仕組みを作ることがWEB集客では大切なのです。
あなたのサイトはWEB集客ができていますか?