ネット集客で必要な顧客リストを取得していますか?

顧客リストとはその名の通り、お客さんのリストです。あなたが既にビジネスをしているのであれば、あなたの商品・サービスを買ってくれた人のリストです。

またそれだけでなく、あなたの商品・サービスに興味を持っている人も顧客リストになります。既に買ってくれたお客さんも大切ですが、まだ購入はしていないけれど、なんとなく興味がある、という未来のお客さんも大切です。

火事が多かった江戸時代、商いをしている人は何よりも顧客リストを持って逃げたというぐらい、顧客リストは大切なものです。それは顧客リストがあれば、また商品を買ってもらえるという考えからです。

今回はその顧客リストについて、なぜ必要なのか、リストをどうやって生かしていくのか、をお伝えしますね。

未来のお客さんの顧客リスト

先日、ネットショップを運営している社長とお話した時のことです。ネットショップの売上が思わしくない、ネット広告やチラシをやってもほとんど反応がないとこぼしていました。
よく聞いてみると、ネット広告やチラシなど広告費をかけて販売しているのは、商品そのものだというのです。

このショップで取り扱っている商品は決して安いものではありません。詳しくはいえないのですが、美容系のもので1つが2万円以上もする商品が多くあります。

ここでよく考えてみてください。

道端で初めて会った人に「この商品とっても素晴しくてあなたにお薦めだから買ってください。料金は2万円です」と言われて購入するでしょうか?

ほとんどの方は購入しませんよね。

この社長は同じ事をインターネットでしているわけです。

もちろんインターネットでは商品の素晴しさがしっかりと書かれていますし、こんな人にお薦めやQ&A、所在地などもしっかり記載されています。

でも道端で初めて会った人から高額商品を買わないように、ネットだからといっていきなり高額商品を買ったりしませんよね。むしろネットの場合は顔が見えない分、最初から高額商品を買うのは難しいですよね。

先に支払いをしてしまったら、商品を送ってこないかもしれませんし、代金引換でも箱の中身が違うこともあるかもしれません。そんな不安もありますよね。

人は誰でも購入したことで損をしたくない、と考えます。これはネット、実店舗同様です。だからこそ不安になり慎重になるのですよね。

そのため多くのビジネスでは「お試し」を用意しています。

化粧品などであれば「お試しサンプル」(有料・無料ありますよね)
弁護士さんですと「30分無料相談」

その他、無料の小冊子や初年度の会費が無料になるサービスもありますよね。

これは、興味がある未来のお客さんに対して、購入するときの不安を少しでもなくすことで、まずはあなたの商品・サービスを知ってもらう事が目的です。

一方であなたは、こういったものを用意することで顧客リストを入手することができるのです。あなたの商品やサービスに興味がある未来のお客さんとなるリストです。

リストがあることで、あなたはお客さんが不安に思っていることに応えることもできますし、その不安を解消した上で商品をお薦めすることもできます。

冒頭の社長の場合はこの仕組みが出来ていなかったのです。

顧客リストの活用はこんな方法もあります

また、顧客リストは、こんな使い方もできます。

既に購入しているお客さんでも、送ると喜ばれるものがあります。それがお客様の声です。購入してよかったという他のお客さんの声は、「私の選択は間違っていなかった」という何よりも大きな安心となります。

さらに、購入した商品のさらなる説明についても送ることができます。

もちろん購入前にお伝えしている場合でも同様です。あなたにとって一度伝えたことでもお客さんがしっかりと把握しているかは別なのです。もっというと、お客さんはなんとなくでしか理解していないケースも多いのです。

あなた自身でも思い当たりませんか?

購入したときは分かっていたつもりでも、その後にこんな機能があった、こんな良いところがあった、こんな効果があった、と後になって知ったことありますよね。

購入したお客さんは商品の性能や機能、細かな内容全てを知っているわけではないのです。あなたが説明しても記憶に残っていないか、たくさんあって覚えていられないのです。
でもせっかく購入してもらったのですから、しっかりと活用して欲しいですよね。
そういったことを、伝えられるのは顧客リストがあるからです。

またそうやってあなたがお客さんにとって役に立つ情報を送ることで、この人は信用できる、この会社は信頼に値する、と感じてくれるようになるのです。

 

あなたは顧客リストをしっかりと管理して役立てていますか?

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