「売れない商品をなんとかして売りたいのですが、どうしたらいいでしょうか?」
先日、そんな相談を受けました。
売れない商品が売れるようになったらいいですよね。
そこで今回は「売れない商品を売る3つの方法」をお伝えしますね。
売れない商品を売る:その前に
なぜその商品は売れないのでしょうか?
商品が売れないという方に必ず尋ねています。
・価格が高いから
・品質が悪いから
・景気が悪いから
・お店の立地が悪いから
そんな答えが返ってきます。
あなたもそう思っていませんか?
これらの答えは正しくはありません。
厳しい言い方をするなら上記のような理由を挙げていると、商品は売れるようにはなりません。
商品が売れないのは、買いたくなるような魅力を伝えていないからです。
商品の説明や特徴ではありません。
お客さんが思わず買いたくなるような魅力を伝えていないからなのです。
もしあなたの商品に今、買いたくなる魅力がないのであれば作ることが必要です。
ではどうしたらお客さんが買いたくなるような魅力ができるのでしょうか?
売れない商品を売る1:魅力を作る
売れない商品を売りたい時に、まず考えて欲しいのが「魅力を作る」ということです。
極端な例でいうと、テニスの錦織選手が着ているテニスウェアと同様のモデルは、毎回飛ぶような勢いで売れています。
もちろんウェアとしての機能が優れていることもありますが、錦織選手が着用していなかったらここまで売れていないでしょう。
また別の例でいうと、伸縮がきついゴム(のようなもの)を使ってチューブトレーニングがあります。これを自宅で簡単にできるダイエット器具として大成功した例もあります。
ただし、商品の魅力を作るうえで、気をつけて欲しい事が1つあります。
それは低価格を魅力にしてはいけない、ということです。
低価格を魅力にすると大手企業と競争になるだけでなく、価格でしか興味のないお客さんばかりになります。
すると他店があなたの店より1円でも安くした際には、また売れない商品になってしまいます。
あなたの商品はどんな魅力を作れるでしょうか?
売れない商品を売る2:切り口をかえる
商品が売れないのは、あなたがその商品の切り口を一方でしか見ていないからではないでしょうか?
例えば古い一軒家を想像してください。水周りも古いし、給湯設備も壊れているかもしれません。
そのままですと、なかなか売れませんよね。
しかし、切り口を変えて「古民家」としてみればどうでしょうか?
住むにあたってリフォームが必要ならば、いっそのこと古さを生かした家にすることで「ボロ家」→「オシャレな古民家」に変身するのです。
実際に多くの古い家が古民家として再生していますよね。
当たり前だと思っていた商品の見方を変えると、新たな発見につながり売れない商品が売れるようになりますね。
あなたの商品はどんな切り口があるでしょうか?
売れない商品を売る3:未来を見せる
売れない商品を売れるようにする方法の3つ目は、商品を使った未来を見せるようにすることです。
例えばこんな商品です。
夏になるとあちらこちらで売られている制汗スプレー。
その名の通り汗を抑えるものですが、当初はそのまま、汗をかく人にむけて販売されていました。
しかし現在では、汗をかいても臭わないように、他人を不快にさせないようにという意図が多くあります。
これは他人を不快にさせない、嫌われない、という未来を見せているのです。
ダイエットでいうなら、ただ痩せるというのではなく「痩せたらモテる」という未来を見せているのです。
だからダイエットの広告に出ている人はキレイやカッコイイ姿を見せているのです。
売れない商品を売る:まとめ
商品が売れないというのは、決して価格や立地、景気のせいではありません。
価格が高くても売れているお店はありますし、わかりにくい場所にあるお店でも繁盛店はありますよね。
1、商品の魅力を作り
2、商品の切り口を変え
3、商品を利用した未来像を見せる
ことで商品は売れるようになるのです。
ぜひ、この3点を考えてみてくださいね。