ホームページを持っていると電話やメールで「広告を出しませんか?」と勧誘がよくきませんか?
インターネットの広告は比較的低予算で始められることもあり、広告代理店の方もまずは低予算をうたってくることが多いのではないでしょうか?
確かに低予算で始められるインターネット広告は、小さな会社や個人でビジネスをしている人にはとても魅力的ですよね。
しかし、その仕組みをしっかりと把握していないと、せっかくの広告も無駄になりかねません。
今回はそんなことがないよう、インターネット広告について簡単にお伝えしますね。
目次
インターネット広告を出してはいけない、その理由は
実はインターネット広告をよく理解していないまま、広告を出す人がとても多くいます。その結果広告が上手くいかず、やっぱりインターネット広告は向いてない、難しい、とあきらめてしまう方が多いのです。
インターネット広告を出す前に、まずチェックして欲しい事が2つあります。
1、広告を出して何をしたいのかを明確にしましょう
インターネットで商品を販売しているのであれば、お客さんに購入してもらうでしょうし、そうでなければ資料請求をしてもらう、無料で相談をしてもらう、など目的をはっきりさせる必要がありますよね。
当たり前の事ですが、これをやらないまま広告を出しているサイトを結構見かけます。目的を曖昧にしていると、お客さんはなんとなくサイトを見て、ふーん、で終わってしまうのです。
インターネットでは他の情報や商品を探す事が簡単なので、あなたのサイトがわかりにくいようでしたら、そのまま他のサイトに移ってしまうのです。
ですから、まずは目的を明確にしましょう。
2、なぜあなたの商品なのでしょうか
目的をハッキリさせたら、次はお客さんが他社ではなく、あなたの商品・サービスを選ぶ理由がサイトに記載されているかを確認してください。
先ほどお伝えしたように、インターネットでは他の商品・サービスを簡単に見つけることが出来るのです。あなたの商品が他社よりも魅力的でなければ、あなたのサイトに留まる必要はないのです。
いずれの2点はさほど難しくないことなのですが、これらをしっかりとしていないまま、広告を出してしまう方が多いのです。
インターネット広告をまだやらないで欲しい理由はここにあります。
自分ではよくわからないので、わからないまま、言われるがまま広告を出して、成果を感じられず費用だけ発生してしまう、ということです。
インターネット広告を出そう
上記2点、目的をハッキリさせ、お客さんがあなたの商品を選ぶ理由ができたら、ぜひインターネット広告に出しましょう。
実はインターネット広告はメリットがたくさんあります。今回は簡単に3つお伝えしますね。
メリット1、低予算で始められる
冒頭にお伝えしたように、インターネット広告のメリットは低予算から始められることです。広告が上手くいくかどうかわからない時に低予算でスタートできるのは、嬉しい事ですよね。
でもなぜ低予算で出来るかご存知でしょうか?
それはインターネットの広告はざっくりいうと、広告が表示されている場所に対して費用が発生するものと、広告を見たお客さんがクリックしてあなたのサイトに来た時だけ費用が発生する場合の2種類あります。
前者は一般的な広告でいうとビルや駅などの看板などと同じしくみで、ネットでいうとYahooのトップページでニュースなどのカテゴリの横に表示されている広告がこれにあたります。(2016年2月現在)
こちらは広告を表示してもらう場所などにもよりますが、決して低予算ではできません。何十万円どころか何百万円以上する広告も見かけます。
ところが、後者は広告を見たお客さんがクリックした時にだけ、費用が発生します。この1回クリックした時の単価が割安で数十円からという広告もあります。
但し広告を出す状況によってこの1回クリックした時の価格は大きく異なりますから、あなたが広告を出す場合は、しっかり把握することが大切ですね。
メリット2、変更が簡単にできる
例えばチラシなどを印刷した場合、広告文を修正しようにも印刷してしまった後では変更は難しいですよね。
しかし、インターネット広告では変更は簡単にできます。ある広告を出して思ったより反応が悪いとなれば、その広告を修正してよりよいものにしていくのは、インターネットの世界ではむしろ、普通なのです。
メリット3、費用対効果が簡単にわかる
インターネット広告の一番の利点が、この費用対効果です。
インターネットではお客さんがどのような経路をたどってあなたのサイトに来たのかがわかるので、広告費に対してどのくらいの効果があったのかが数字でわかるようになります。
また、広告文が悪かったのか、広告の内容が悪かったのか、なども数字になってわかるので、その後の方向性が取りやすくなりますよね。
インターネット広告はあなたがその仕組みをしっかり理解していれば、低予算で開始できるだけでなく、費用対効果の高い広告です。
わからないまま出すのではなく、しっかりと理解して活用しましょう。