前々回、前回と「なんとかして売上をあげたい」方のための
方法をお伝えしてきましたが、今回から売上をあげる具体例
について、お伝えしたいと思います。
お客さんの数を増やすには?
そもそも、お客さんの数を増やすというと、
あなたはどんなことを考えますか?
・広告を出す
・メルマガを発行する
・チラシを配布する
多くの人はこのようなことを考えますよね。
これらを使って、あなたはどんな人に
来てもらうのでしょうか?
恐らくたいていの方は、上記の方法で
今まで一度も来た事がない、新しいお客さんを
想像しているのではないでしょうか?
客数を増やすというと、多くは
新規のお客さんを増やすと、考えがちですが
それは正しいとはいえません。
というのも、新規のお客さんにきてもらう、というのは
集客の中でも一番、労力とコストがかかる事だからです。
もちろん、あなたのビジネスの今後を考えると
新規のお客さんは必要ですから、労力とコストをかけることは
常に必要ですよね。
しかし、客数を増やすというのは、
なにも新規のお客さんだけとは限りません。
一度は来てもらったけれど、それ以後は来ていない
というお客さんに、また来てもらう、ということも
客数を増やす上では大切なことです。
客数を増やす具体例
ではお客さんに来てもらうために、広告やメルマガ、
チラシなどには何を記載しますか?
アイディアとしては
・同じ商品では飽きてしまうので、新しいものを用意する
・商品購入時にクーポンやおまけがある
・品揃えや価格を見直す
・接客や商品知識に力を入れる
などがあります。
どうしても、お客さんを増やす例として
「価格を見直す」という点ばかりに目がいきがちですが
値上げならともかく、値下げでの見直しはお勧めできません。
というのも、あなたが売上をあげたくて一生懸命考えても、
値下げをしていたら、お客さんがきても
利益はあまり増えないですよね。
また通常の価格で販売しているものを値下げすると
今後は値下げの時にしか購入しない、という悪循環にもなります。
安易な値下げは考えないで下さいね。
それよりも、新しいものを用意して、価格を見直しする方が
ずっと効果があります。
特に人は目新しいものに興味を持つので
お客さんの目を惹くには効果がありますよ。
→この新しい物の例がパチンコの新装開店ですが、
多用し過ぎて悪い例といえるお店もありますよね。
次に、商品購入時のクーポンやおまけも
それを目当てでくるお客さんもいます。
一時期とても流行しましたが、女性雑誌では
バッグなどをおまけ(付録)としていました。
(この場合はコラボレーションですね)
今まで雑誌を買わなかった人が購入するようになったのも、
このおまけ効果が大きかった例といえます。
身近な例では、お菓子のチョコボールです。
金なら1枚、銀なら5枚のお菓子のカンヅメがもらえるという
数十年前からやっている超ロングセラーなおまけです。
何が入っているかわからない、お菓子のカンヅメのために
チョコボールを買うのは子供だけでなく
大人まで買ってしまう、大きな魅力があります。
もちろん、来てもらったお客さんがリピートしてくれるように
商品知識を増やしたり、充分な接客をすることも
客数の増やすには欠かせませんよね。
売上をあげるために客数を増やす具体例を
気をつけたいことも含めてお伝えしました。
あなたはどんな方法で客数を増やしますか?