ブログやメルマガであなたの商品を売ってはいけません

「商品を売ってはいけない、だなんてどういうこと?」
あなたはこう思うかもしれません。

実際にあるお客さんからは
「商品を売らずに何を売るの?」
そう怒られたこともあります。

そう思う気持ちはよくわかります、
でも少しだけ話を聞いてくださいね。

商品を売られると感じるとお客さんは逃げる

あなたはこんな経験がありませんか?

突然の訪問や電話で
「現在の通信料金が大変お得になるプランのご案内です」
「新築マンションのご案内です」
など、こちらの都合など考えずにセールスされたことありませんか?

会社でも
「ダイレクトメールを送りませんか?」
「Web広告をだしませんか?」
毎日のようにセールスの電話があります。

そのような時、多くの人は
「すみません、結構です」
「間に合ってます」
などとお断りしますよね。

もしかしたら、そのセールスの中には
あなたが欲しかった、知りたかったことがあったかもしれないのに
私もそうですが、ほとんど話を聞かずに断りますよね。

なぜでしょうか?

それは「商品を売り込まれている」と感じた途端
お客さんは「買いたい」と思わなくなるからです。

見ず知らずの人から、突然
「この車はとてもいいですよ、だから買ってください」
といわれても買うどころか、むしろ逃げたくなりませんか?

それと同様です。

お客さんはあなたに「売り込まれている」と
感じた途端に、心を閉ざし、去っていってしまうのです。

これはもちろんインターネットでも同様です。

商品を売らずに何を売るの?

では商品を売らずに何を売れば、お客さんは
「売り込まれている」と感じずに買ってくれるのでしょうか?

少し前にお掃除ロボットが発売された時のことを
思い出してください。

多くの人は今まで掃除機を掛けるのは面倒だと思っていました。

休日に朝早くから掃除機を掛けると、
まだ寝ている家族を起こしてしまう。
日中、リビングでくつろいでいる時にはかけたくないし、
平日も深夜・早朝に掃除機を掛けるのは
近所迷惑になってしまう。

そもそも掃除機を出してきて、
掃除をすることも、ちょっとした手間ですよね。

 

しかし、お掃除ロボットはそんな悩みを
一気に解決してくれました。

あなたが出かけている間に、
一人で勝手に部屋の隅々まで掃除機を掛けてくれるのです。

夜間、あなたが寝ている間に
とても静かにリビングをキレイにしてくれるのです。

 

あのCMや実際に家電売場で商品を見て
「これいい、これでラクできる!!これ欲しい!!!」
と思った人は私だけではないはずですよね。
(実際に購入したかは別ですけれどね)

 

今やお掃除ロボットはどんどん改良が進み
段差があっても大丈夫で、充電も自動、
さらに安価でコンパクトになっています。

 

あのときのCMだって、もちろん販売のCMでしたが
人は「売り込まれている」とは思いませんでした。

 

なぜでしょうか?

 

それはお掃除するときのちょっとした手間や
悩みを解決する方法として販売されたからです。

忙しい現代人にとって
お掃除の時間が無くなるということは画期的でした。

そのメリットをうたい文句にしていたからこそ
お掃除ロボットは爆発的に売れたのです。

つまり、あなたの商品をそのまま直接「売る」
のではなく、あなたの商品を使うことで
お客さんが持っているちょっとした悩みが解決できること、
お客さんが得られる「メリット」を伝えるようにするのです。

 

こうすることでお客さんはあなたから
「売り込まれている」とは感じずに、むしろ
いい商品に巡り合えた、として購入していくのです。
あなたは商品をお客さんに売り込みしていませんか?

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