なんとかして売上をあげたい!方のための
具体例をお伝えしているシリーズです。
今回は客単価をあげるための具体例をお伝えしますね。
客単価、計算していますか?
そもそも、あなたは客単価を計算していますか?
念のために客単価とは何か、からお伝えしますね。
客単価とは、その名の通り、お客様の平均単価です。
つまり、売上金額を来店人数で割ったものが客単価です。
1日の売上を計算したときに、来店人数で割れば
客単価は算出できますので、これを記録しておくことが
とても大切です。
特に様々な飲食店や美容院などお客さんによって
支払う金額がまちまちな場合、これを把握することで
お客さんの動向がわかるようになります。
優秀な方ほど、なんとなくの感覚でこの動向を
捕らえているので、記録していない人が多い傾向があります。
、
しかし、1ヶ月や年単位などで動向を知っておくことは
ビジネスをする上でとても大切ですので、
しっかり把握するようにしてくださいね。
客単価をあげる具体例
さて、前置きが長くなりましたが、
大事な客単価をあげる具体例です。
まず、どんな例が思い浮かびますか?
一番簡単でわかりやすいのは、ついで買いですね。
スーパーやコンビニのレジのそばに、ちょこっと
鎮座している、ガムやアメなどのちょっとしたお菓子、
電池やゴミ袋。
お会計を待っている間に、つい手に取って買ってしまう、
そんな経験をきっとあなたもしていることでしょう。
また、ファーストフードなどで
「ご一緒にこちらもいかがですか」などと
勧められた経験はありませんか?
あれも客単価をあげる身近な具体例ですよね。
このファーストフードの例はあまりに有名で、
ご存知でしょうからもう少し、別の視点のものを紹介しますね。
美容院でカットだけとパーマだけをしてもらうより
両方合わせて一度でやってもらう、ということで客単価があがります。
もっと単純に客単価をあげる方法
さらに単純に客単価と売上をあげる方法があります。
一番単純なのは、今ある価格を全て値上げすることです。
1.1倍でも1.5倍でも、値上げをすればする分だけ
客単価はあがります。
これが一番単純ですが、既存のお客さんとの兼ね合いもあり
すぐに実行できる方は多くはないでしょう。
ですので、あなたがストレスを抱えることなく
客単価をあげる方法です。
それは回数券の販売です。
身近な例が電車ですよね。10枚買うと11枚ついてくる。
1枚分、お得ですよ、というものです。
お客さんから見ると、お得になるので
イヤな印象は与えませんよね。
これは多くの業種で利用できますよ。
マッサージや美容院、歯科医院、ネイルサロン、
飲食店など、活用の範囲は広いですね。
もちろん回数を電車と同様10回にする必要はありませんよ。
あなたのビジネスとお客さんに合った数がベストです。
別の視点で客単価をあげる方法もあります。
それは一番売りたい商品に対して
その商品より価格が高いものと安いものを1つずつ用意する
ということです。
例えば、一番売りたい商品の価格が1,000円だとすると
1,300円と800円の商品を用意する、ということです。
人はメニューが3つあると真ん中を選ぶ人が多いのです。
(詳しくは数字のマジックを知っていますか?を参照→こちら)
もちろん中には高いコースを選ぶ方もいるので
必然と客単価はあがりますよね。
客単価をあげる具体例として、
いくつかあげてみましたが、参考になりましたか?
客単価をあげた上で、前回お伝えした客数が増えると
売上はさらにあがりますよね。
あなたのビジネスではどんな形で客単価をあげますか?