前回・前々回とお伝えしている「地域密着型店舗の集客」
ですが、今回は経営者がやってしまいがちな間違いをお伝えします。
これ、地域密着型店舗に限らず、
結構やってしまっている人が多いですよ。
やってしまいがちな集客の間違い
前回、5つの集客の方法についてお伝えしましたが、
あなたも幾つかは実践されたことがあると思います。
例えばチラシなど、地域密着型の店舗の場合、
ほとんどの方が配布された経験があるのではないでしょうか?
実践されたその効果はいかがでしたでしょうか?
よかった
あまりよくなかった
いろいろな思いがあるのではないでしょうか。
ところで
そのチラシは何枚配布されましたか?
新しいお客さんは何人きてくれましたか?
チラシの自体の反応はどのくらいでしたか?
売上はいくら変動がありましたか?
チラシの製作費用と効果から計算して、実際の利益はいくらでしょうか?
もちろん、業種によっては、詳しいデータは
わからないものもあると思います。
でもこれらの質問に数値で答えられなければ
チラシの効果があったのか、なかったのか、の答えが出せませんよね。
にもかかわらず、実際にきちんと把握している人は
ほんの一握りなのです。
もっというと、本来ならば配布前の段階で
おおよそで構いませんので、これらを予測することも必要なのです。
1000枚のチラシを配布して、500人ぐらい来店してくれて
売上が約25万円加算の予定。
チラシの作成と配布費用が1万円だから、24万円の黒字
(かなりの反応率ですが、あくまでも一例です、念のため)
ざっくりで構いませんので、このように予測することが大切なのです。
しっかりと予測・計測していくことで、
感覚ではなく、集客の効果がわかりますので、
次回、実施する際の判断材料となります。
まずはしっかりと実績を見ることが大切です。
もうひとつ、やりがちな集客の間違い
例えば、飲食店で言うとぐるなびなどの掲載など
一度掲載すると数ヶ月~1年単位の契約になる広告がありますよね。
これらについても、先ほど述べたように予測・計測するのは
もちろんですが、もう一つ、大事な点があります。
例えば飲食店の例に取って見ますね。
でランチを500円で提供し、大勢のお客さんが
来てくれました。
しかし、ランチだけでは利益はほとんどありません。
ところがランチでお店に来てくれた人のうち、
1割がディナーに来てくれたら、どうでしょうか?
集客ができて、利益が出ているのであれば
500円のランチは成功といえますよね。
では500円のランチは、継続したほうがいいのでしょうか?
それとも1日だけの方法なのでしょうか?
結論からいうと、わかりません。
というのも、利益が出続けるのであれば、継続した方がいいですが
利益が出ていないのであれば、止めるべきだからです。
そして多くの集客方法はずっとそのままでいると
反応が落ちてくるものなのです。
今、効果がある方法も、いつかは効果が薄れてしまう
時がくる、ということです。
効果が薄れてきたときは、その集客方法は
変更しなければいけないのです。
集客方法の変更をせず、効果がなくなった集客方法に
固執している方が、一定の割合でいるのです。
これではあなたは、どんどん苦しくなるばかりですよね。
長期的に同じ集客方法をしている場合は
しっかりと見直しすることが必要ですね。
あなたの集客方法、予測を立て計測していますか?
見直しはしていますか?