あなたはマーケティングリサーチをしていますか?
「マーケティングリサーチ」と聞くと大企業だけが
大金をかけて行うもの、と思っている人が多いようですが
そんなことはありませんよ。
そもそもマーケティングリサーチとは?
そもそもマーケティングリサーチとはどんなことを
指すのでしょうか?
インターネットの辞書といわれるウィキペディアで確認すると
企業などの組織が、商品・サービスを提供するために、顧客を知り、
顧客にあった商品・サービスをつくることで、様々な経営資源を
効率的に運用できる。この顧客を知る活動のこと
とあります。
いつも難解な言葉で表現されるウィキペディアにしては
わかりやすい表現かもしれませんね(笑)
それでも、さらにわかりやすく言うと
あなたのお客さんがどんなものを欲しがっているのか、
必要としているかを探り、それをビジネスに効率的に生かすことです。
こう聞くと、大企業だけでなく、ビジネスをしている
全ての人が絶対にやらなければいけないことだとわかりますよね。
このマーケティングリサーチをしっかりしていないと
どんなに良い商品やサービスであっても売れないのです。
ですから、あなたのお客さんが何を欲しがり、何を必要としているか
しっかりと確認しなければいけません。
それには2つのポイントがあります。
マーケティングリサーチをする上で大切な2つのポイント
1、ニーズを探る
ニーズ、つまり必要としているかどうかが一番大切です。
買わなくてはいけない、どうしても必要だ
と思うものが何かを探ることが大切です。
例えば、あなたは1本500円のペットボトルの水を販売しているとします。
最近ではミネラルウォーターを購入することに
抵抗がない人が増えてきましたが、それでもいたる所に自動販売機があり
一部の公共施設では無料で水を飲める機会がある日本では
なかなか手強そうですよね。
しかし、これが砂漠のど真ん中でしたらどうでしょうか?
水を必要としている人たちに販売することは
さほど難しいことではありません。
別のケースですとこんな例があります。
あなたが葬儀社の人だとしましょう。
葬儀社が一番、必要とされるところは何処だと思いますか?
実は病院なのです。
不謹慎なようが気がしますが、実際に家族は気が動転して
その先のことまで頭が回りません。
ここにもニーズがあるのです。
あなたも、あなたの商品が直接欲しいと言うお客さんの
ニーズを探ることが大切です。
2、ウォンツを探る
ウォンツ、つまり欲求です。
ニーズと一緒にされている人がいますが、大きく異なります。
ウォンツは無くても困らないけれど、欲しいと思う気持ちです。
インターネットの通信販売でつい「ポチッ」としてしまうような
欲求もまた、あなたの商品を買ってくれる大切な要素です。
実はモノに溢れる現代では、このウォンツをいかに捕らえるか
が、とても大切です。
ウォンツはこんな例があります。
豪雪地帯の冬は、見たくもない雪ですが、
一方で雪をみたことがない、人も多くいます。
そんな人へ「雪だるま」のプレゼントが好評を得ています。
確かに、ちらちらと舞う雪は体験していても
雪だるまを作るには多くの雪が必要になるため未体験ですよね。
雪だるまにはニーズはありませんが、
おじいちゃん、おばあちゃんもしくは両親には子供の喜ぶ顔がみたい
という欲求があります。
もっと身近なところの例をあげると、昔流行した
ダイエットスリッパもそうです。
スリッパ自体はニーズですが、履くことで痩せる
という機能をつけたことにより、欲しいという欲求を生んでいるのです。
このようにしてウォンツを探して提供することが
マーケットリサーチなのです。
あなたは、お客さんのニーズとウォンツを探していますか?