ブログを書く時にはターゲットを決めよう!集客のコツ

ブログを書く前に、まずやって欲しいことがあります。

それは、誰に読んでもらいたいのか、を考えることです。

なぜターゲットを決めるの?

あなたはブログを誰に読んで欲しいのでしょうか?

こう尋ねると多くの人は「読んでもらえれば誰でも」
「より多くの人に」などという答えが返ってくるのですが、これではいけません。

誰に読んで欲しいのか
あなたの商品は誰に買って欲しいのか

これが明確になっていないと、あいまいな表現しかできません。

こんな例があります。

例えばあなたが男性用のスーツを販売しているとしましょう。

男性用のスーツといっても、購入者は様々です。

10代、20代のリクルートスーツが欲しい人
ボーナスが入ったから、いつもよりちょっとスーツを買いたい人
平均よりかなり細身で、ジャストサイズを探すことが大変な人
会社で役職についたので、それなりのものが欲しい人
ちょっと考えただけでも用途は多種ありますね。

需要の少ない(ニッチ)なところで考えると

ホストなので、派手目なスーツを探している人
葬儀があり早急に必要な人
これらの人々、全員をターゲットとすると
「男性用スーツ、販売しています」
としか、言えませんよね。

これでは、多くのサイトに埋もれて
あなたのブログは見つけてもらえません。

また、せっかく見つけてもらえても
ぼんやりと、当たり障りの無いことだけを書いてあると
読まないでサヨナラされてしまいます。

ところが
「誰よりも女性の目を惹きつける、夜に似合うスーツ」
とすると、ターゲットがホストとなることは一目瞭然ですよね。

しかも今、スーツを買おうと思っていなくても
ブログを見にくるかもしれません。

このようにターゲットを決めることはとても重要なのです。

さらにターゲットの詳細を考える

ターゲットを絞ってもまだ安心してはいけません。
もっともっと細かく考えることが必要です。

すると
「そんなに細かく絞ると、お客さんが少なくなる」

そう考える方を多く見かけます。
確かに絞れば絞るほど、お客さんの層は少なくなります。

ですが、実際にはお客さんを限定すればするほど
売上があがるようになるのです。

こんな酒屋さんの例があります。

その酒屋さんは、売上の低迷を打破しようとネット販売を始めました。

当初はビール、発泡酒、日本酒、焼酎、ワイン等
街の酒屋さんらしく色々取り揃えていました。
が、なかなか売上が伸びません。

やはり価格勝負なのか、と諦めていた頃、
地元の付き合いの都合もあってスペイン産のワインを取り扱うことに
なりました。

それまで、ワインの売れ行きがそれほど多くはなかったのですが、
やむを得ず販売を開始しました。

それほどメジャーでもないスペイン産のワインを
売るにはどうしたらいいだろう、と考えた店主は
「スペイン産ワインの店」としてブログを書き、
スペイン産のワインについて詳細を載せるようにしたところ、
あっという間に完売。

そこで今度は「スペイン産ワインの専門店」と大きく表示し
取り扱い品種をぐっと増やし、ワインについても、もっともっと
詳しく書くようにしました。

するとどうでしょう。
インターネットではもちろんのこと、電車や車を使って
遠方からもワインを求めて買いにくるようになったのです。

以前は多くの種類のお酒を扱っていたのに
ネットではスペイン産のワインのみしか取り扱っていません。

おかげで酒屋さんは今では大繁盛です。
どうですか?

このスペイン産ワインの専門店とした時に、実は
「30代の共働き夫婦が金曜日の夜に、一週間の労をねぎらって飲むワイン」
として考え、商品を揃え、ブログを書いたのです。

ターゲットを絞ったことで、
お客さんにあてるメッセージもダイレクトに響きます。

するとお客さんがあなたのメッセージに共感を覚え、
ブログを読んでもらえるようになるのです。

 

あなたのブログ、ターゲットはどんな人ですか?

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