無料プレゼントについて以前
「無料プレゼントはもう古い」(以前の記事はこちら)
「無料オファーが失敗となるポイント」(以前の記事はこちら)
と2回に渡ってお伝えしましたが、
ではどういったオファーならお客さんが喜んでもらえるのか、
についてお伝えしたいと思います。
お客さんが喜ぶオファーとは
具体的にどのような無料オファーだとお客さんが喜ぶのでしょうか?
まず簡単に考えられるのは、あなたの商品・サービスそのものです。
・エステサロンなら1時間のフェイシャル無料
・写真スタジオなら1カット無料
・レストランでワイン1本無料
どれもお客さんからしてみたら、目を見張るような無料オファーで
飛びついてきそうですよね。
私もこんな無料サービスだったらぜひぜひ受けてみたいです。
でも私と違って慎重なお客さんだったら
「こんな無料サービスがあるからには、何かすごい高価なものを
売りつけられるに違いない」と敬遠されてしまうかもしれませんね。
とはいえ、実際にはこんな無料オファーは出せませんよね。
「無料オファーをしてみたら、赤字になる!」の典型的な例ですね。
すると、少し考えていつもの商品に少しだけ無料を用意します。
・エステサロンなら10分間のハンドエステ無料
・写真スタジオなら、何カット撮影でも料金変わらず
・レストランでドリンク1杯無料
実際にこのような無料サービスはよく目にしますよね。
私もこれらのサービスを実際に利用したことがありますが
お客さんの側からすると、ちょっとしたサービスを感じられて
嬉しい気分になりますよね。。
このようなサービスがダメとは言いませんが、
「よくあるサービス」でもあるため「他のお店でもやっている」となり
差別化ができにくいのも事実です。
また「このオファーがあるからまた来店する」という強い動機にもなりにくいですよね。
そもそも、無料オファーを何のために用意しているのか、
考えたことはありますか?
ちょっと考えてみてくださいね
↓
↓
↓
↓考えてますか?
↓
↓
↓
↓
答えは
お客さんに商品を買ってもらうため、
買ったお客さんが満足して、また来店してもらうため
ですよね。
とすると、差別化できないと、その時は喜んでも
また次回来店してくれるか否か、わからないですよね。
お客さんがまた来店したくなるオファー
お客さんがもらって、また来店したいと思うオファーとは
どんなものでしょうか?
お客さん自身にとって喜ばれる、でもあなたに
損をあたえないもの、それが価値の提供です。
価値の提供というと、難しく聞こえるかもしれませんね。
例えば
・エステサロンなら、サロン後の肌をキープする家でのケア方法
・写真スタジオなら、デジカメやスマホでのキレイな取り方
・レストランなら、旬の食材を使った簡単レシピや保存法
そんな情報を提供を小冊子などにしてお客さんに提供します。
ここまでは、他の店でも見かけるかもしれません。
その後、さらに情報を届けるのです。
・エステサロンならその後の肌のケア方法
・写真スタジオなら、子供の運動会などケース別で写真の取り方アドバイス
・レストランなら、別の食材の調理法や家庭での美味しいワインの飲み方
届けるためには、事前に連絡先が必要ですが、
エステサロンや写真スタジオでしたら、多くのところは
カルテの作成と称して、お客さんに記入してもらえますよね。
あの情報を活用するのです。
レストランでも同様に、今後開催予定のフェアなどの案内を
送りたいという理由でお客さんに記入してもらうことで同様のことはできます。
あなたがお客さんに価値ある情報を送ることで
お客さんはもっと多くの情報やサービスを受けたい、と
感じるようになり、またあなたのお店に来店するようになるのです。
このようにお客さんからまた来たい、と行動を起こすようなことを
ダイレクトレスポンスマーケティングといいます。
このダイレクトレスポンスマーケティング(略してDRM)の場合、
「もっとこんなサービスが欲しい」
「もっとこんな情報が欲しい」
とお客さんからあなたのお店にやってくるので
あなたが無理に商品を売り込まなくてもいいのです。
お客さんに喜ばれる無料オファーを用意するだけで
どんどん集客が広がるとしたら、とてもいいですよね。
あなたが用意できるお客さんが喜ぶ無料オファーは何でしょうか?