言動を正当化する:好きな物を食べてもダイエットできる!

もしあなたが
「好きな物を食べたいだけ食べてもダイエットできる方法」
が今、大成功を収めていると聞いたらどう思いますか?

「そんな方法があるならやってみたい」
「本当にダイエットができるの?」
「そんなことができるわけない」
「それが事実なら、身体に悪いから止めたほうがいい」

何人かに聞いたところ、上記のような
意見がありました。

あなたはどうでしょうか?

実はこのダイエット方法は、存在しません。
私が勝手に名前だけ付けてみました。

ものすごい期待を持って読んでくれた方、
ごめんなさい。

実際にこんなダイエット方法があったら
どんな内容か知りたい、やってみたい、と思う一方で、
本当に成功できるのかな、安全なのかな、とも感じます。

ちょっとモヤモヤした、というか、
???という気持ちが心の中にあります。

あなたはどうでしょうか?

この???という気持ち、実はこれ
ビジネスを展開する上で、とても重要なのです。

言動を正当化してしまう

例えば、あなたが宣伝に釣られて
新車を買ったとしますね。

支払いの手続きをして、納車を待つばかりです。

実は、この時
「新車を買った自分の判断は正しかった」という気持ちと
「新車を買ってよかったのだろうか」という気持ちが
あなたの中では交錯しています。

・買ったあとにすぐにモデルチェンジにならないだろうか
・今、買ってよかったのだろうか
・そもそも車を買ってよかったのだろうか

そんな不安な気持ちが多かれ少なかれ、あなたの中にはあります。

しかし、現実にはあなたは既に車を購入してしまいました。

すると不安な気持ちを払拭するために

・デザインもいいし、乗り心地もよかった
・返済のことを考えると今がいいタイミングだ
・車がないと、不便になるから必需品だ

と新車購入のメリットを、無意識に求めるようになるのです。

大人になると、なかなか
「あなたの選択は正しいですよ」とは
言ってもらえません。

そのため、自分の選択が間違いなかったと
後押しするものを、無意識に探してしまうのです。

自分を正当化してしまうことのイメージは
なんとなく掴めたでしょうか?

正当化をビジネスにあてはめる

この自分を正当化してしまう、ことを利用して
あなたのビジネスに上手に応用することができます。

例えば、
「勉強すればするほど、合格はできません」

というキャッチコピーの元、勉強の教材を
販売していたとしますね。

まず、このキャッチコピーが???ですから、
どういうこと?、と思ったお客さんが興味を持ってくれますよね。

その結果、教材を買ってくれたとしましょう。

お客さんには購入した後に
他のお客さんからの買ってよかった、という感想が
載っているものを送ります。

すると、お客さんは
「ああ、やっぱり私の判断は正しかった」
「購入して正解だった」
と思うようになるのです。

このあと、さらに今だけのプレゼントと称して
追加でちょっとした教材を送ります。

お客さんはさらに
「私はなんていい教材を購入したのだろう」
と感じて、ファンになっていくのです。

 

学習教材を例にあげましたが、このようにすれば
あなたのビジネスでも出来そうですよね。

 

ぜひ一度考えてみてくださいね。

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