あなたの商品の価格は誰が決めたものですか?
もしかして、あなたの商品の価格は
あなた自身で適正だと思っていますか?
あなたの商品の価値はどこにある?
あなたの商品の価格は誰が決めましたか?
どのような理由でしょうか?
ビジネスをしている人に、あなたの商品の価格に
満足しているか否かを尋ねた事があります。
すると多くの方がNO、つまり今の価格に満足しておらず
もっと高価格をつけたいと考えているのです。
ではなぜ、高い価格設定にできないのでしょうか?
「他社との兼ね合いがあるから・・・」
「これ以上、高くするともう売れないから」
そんな答えが返ってきます。
これは本当でしょうか?
コーヒーを例に取ってみましょう。
最近はコンビニでもドリップコーヒーをこぞって取り扱ってます。
価格も1杯100円からでとても安価ですよね。
しかも美味しいですよね、私もよく購入します。
他にはマクドナルトも同じく100円、いずれも税込みです。
どちらも店舗数が多く非常にありがたいです。
一方で最近全国に進出したスターバックス。
有名なスターバックスラテにして健康を考えてソイラテに
変更すると1杯380円。
普通に考えたら高価格の商品は売れませんよね?
でもスターバックスは売れていますよね。
この差はいったい何でしょうか?
スターバックスはちょっとゆったりしたソファ、
高い天井、くつろぎの空間を意図的に用意しているので
その分リラックスしてコーヒーを飲むことができます。
つまりコーヒー一杯にコーヒー以外の価値を与えているのです。
この違いです。
これが価格の差を生みだし、高価格でもお客さんが買ってくれるのです。
価値をどうやって表現するか?
先ほどのコーヒーは、居心地の良さを前面に出して
高価格で販売することに成功しました。
こうやって考えると、この戦略は特に目新しいものではありません。
ホテルで飲むコーヒーもそうですし、
恋人同士がおしゃれをして行くようなレストランも
居心地の良さが大切ですよね。
とすると、あなたの商品も価値を表現させるようにすることが
とても大切ですよね。
どうやって価値を表現させるか?そのヒントはたくさんあります。
今は誰もが何気なく買っているミネラルウォーターですが
これも○○の水とし美味し水と定義したからこそ売れています。
それまで水を買うなんて感覚はありませんでした。
最近増えている写真館。
今まではせいぜい七五三等の衣装を着て撮影するだけだったのが
ドレスやぬいぐるみを無料で用意し、おじいちゃん、おばあちゃんに
渡せるプレゼントも置くことで、子供スタジオとして付加価値をつけています。
つまり、価値をつけることでその先に見える未来を
想像してもらう。そこに共感を持ってもらうことが大切ですよね。
例えばファミリー向けのワゴン車。
シートを回転させることで、対面の席を作ることができます。
これだけだと、価値がよくわかりませんよね?
でもそこで対面することで一緒に食事ができたり
トランプしたり、ゲームをしたりできることをイメージさせると・・・
なんだか車の中がとても楽しい空間になることが想像できますよね?
単なる移動の手段だった車が楽しみを生む、思い出を作る空間に
早変わりするのです。
あなたの商品も同じように、お客さんにイメージをしてもらう
想像してもらうことが大切です。
あなたの商品を手に入れた時に
どんな素晴らしい世界が待っているか?
そんなイメージを膨らませられますか?